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変化球とは2

変化球とマグナス力
マグナス力とはボールに加えられた回転とボールの周囲を流れる空気によってボールの周辺に圧力の高い所と低いところが発生し、その圧力が高いところから低い所へ移動しようとする力のことです。
※このマグナス力については上記の説明の範囲で良いので必ず理解してください。

ボールが動こうとするということはその方向に変化をするということです。
つまり、変化球になるということです。

日本全国どこでも投げられているカーブですが、あれは斜め下方向に進もうとするマグナス力が発生するために斜め下方向に変化するのです。
さらに、このマグナス力はボールの回転数が多ければ多いほど強くなり、よりボールが動こうとします。
あなたもビーチボールや風船の下の部分だけ叩いてバックスピンをかけたことがあるでしょう?
その時、ビーチボール(又は風船)は上へ行きますよね?
あれと同じ事が野球の変化球にも起きているのです。


捻るな!抜くか切れ!
さて、ここでは各変化球に共通する投げ方についての注意点です。
え?「何で各変化球の解説のページじゃなくてここでするのか?」って?
それはいたって簡単なことです。
同じ変化球でも人によって投げ方も握りも違うからです。
例えば・・・あなたとランディー・ジョンソン投手のスライダーの握りと投げ方は一緒ですか?
もしかしたら似たような物かもしれませんが、全く同じでは無いはずです。
そう考えたら各変化球の握りと投げ方が、変化球ごとに決まっているかのように解説するというのはすごく無意味だと思いません?
握りはあなたが色々ためし、投げ方も怪我をしないやり方の中から選んでそれを組み合わせるのです。
さらに、意識との兼ね合いで自分なりの変化球を探し出すのです。
変化球を色々試すというのは大変楽しいですので遊びの中でもどんどん試していき、使えるものはゲームで使えるレベルまで磨いていきましょう!

それでは、変化球の投げ方の注意点と小学生でも怪我をする確率がかなり低くなる投げ方をお教えします。(そんな大それた物ではないですが・・・(^^;
結論から言いましょう。
変化球を投げるときは意識的に手首を捻らないでください。
これは肘への影響も非常に大きいですが、それと同じくらい次に投げるストレートに影響してきます。

まずは、肘への影響から。
手塚氏の書籍を読まれたことがもし無かったとしても、投球時の腕が内向きにねじられている(内旋&回外動作)というのは聞いたことがあると思います。
実際その通りで、そのように腕が内向きにねじられることによって肘が痛くならないように体が勝手にしているのです。
では、腕を外向きにねじったらどうなるか?
肘を伸ばした状態から、腕を内向きと外向きの両方にねじって実際に試してみてください。

・・・・実験中・・・・

どうでしたか?
内向きにねじった時は勝手に肘が曲がったのに対して、外向きにねじった時は肘が伸びてしまいましたね?
あなたも知っているとは思いますが、この肘が伸びきった状態になってしまうことが投球中の肘の痛みにつながってしまうのです。
この実験からも分かるとおり、肘は内向きにねじられた方が怪我をしにくいのです。
ただし、内向きにねじると言っても「シュートは怪我をしやすい変化球」と言われるように、意識的にねじってしまったらやはり怪我をしてしまいます。
あくまで無意識に内向きへねじられるのが大切なのです。

次に、腕を意識的にねじることによるストレートへの影響について。
ストレートを投げるときは出来るだけ腕は脱力が出来ているほうがいいです。
ですが、意識的に腕をねじってしまうとその感覚が腕に残ってしまい、腕の脱力がしにくくなってしまうのです。
これについては練習次第でどうにかなるのかもしれませんが、肘への影響を考えるとやはり肘を意識的にねじるということは避けた方がいいです。

では、ねじってはいけないならどう投げればいいのでしょうか?
それは、切る・抜くと握りの組み合わせで投げるのです。
切ると抜くは腕が外向きにねじられていてもその途中で行うことが可能なので、腕をねじるのに比べたら格段に怪我をしにくいです。
その代わり、ねじったときのような大きい変化球は投げることは出来ますが、握りを工夫しないと投げにくくなります。
ただ、ストレートと殆ど変わらない腕の振りで投げることが可能になるので、見破られにくいという特徴を持ちます。
怪我の可能性アップと引き換えに大きい変化を取るか、見破られにくさと怪我のしにくさを取るかはあなた次第ですが、私はあなたに長く野球を楽しんで欲しいので腕をねじるというのはオススメしません。

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