目標設定
今回解説する目標設定法は、それと組み合わせて行うと誰にでもかなりの効果
を発揮するものです。
ビジネスでの例ですが、これがきっかけとなりブレイクした人もいます。
あなたもこの目標設定法を使い、日々確実に周りに差をつけていきましょう。
● 作業の流れ
具体的なやり方の説明に入る前に、まず作業の流れを解説します。
だいたいの流れは以下のようになります。
1、最終的に自分がなりたいものを紙に書く。
2、1で決めたものになるには自分に何が足りないかを具体的に紙に書き出す。
3、1で決めたものになるまでの期限を設定し、紙に書き足す。
4、2で書き出したものを達成するまでの期限をそれぞれ設定し紙に書き足す。
5、毎日目標を書いた紙を音読する。
6、達成した目標には×などの達成したことが一目で分かるマークを入れる。
● 具体的に何をするのか
では、それぞれの項目について具体的に何をするのか解説します。
◆最終的に自分がなりたいものを紙に書く
これは文字通りのことはすれば良いのです。
ただし注意して欲しい点が一つだけあります。
それは、目標を達成することを断言する文体で書くということです。
最終目標がプロ野球選手なら、
「プロ野球選手になりたい」
ではなく、
「プロ野球選手になる!」
と書いてください。
この理由については、「毎日目標を書いた紙を音読する。」の説明の項で解説
いたします。
あと、なるべく大きな文字で書いた方がいいです。
文字の大きさが本気度を表すとも言えます。
◆1で決めたものになるには自分に何が足りないかを具体的に紙に書き出す。
これも読んで字のごとくです。
例えばプロ野球選手になるのが最終目標だとします。しかし、いまの自分には
全てが足りない。
こういうときは「全て」と抽象的なことを書くのではなく、自分が身に付けな
ければならないスキルをひとつひとつ書いていきます。
ポイントはとにかく具体的に細かく書いていくことです。
もちろん、全て書き出したあとの清書の時は、「最終的に自分がなりたいもの
を紙に書く」の項でも説明したように、断定形で書いてください。
字の大きさは2メートル離れても充分読めるくらいの大きさが望ましいです。