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右脳パワーとは

今回は、なぜ右脳を鍛えると様々な能力を高いレベルで発揮することができる
ようになるのか、ということを解説していきます。

まず、脳は右脳と左脳の2つに分かれています。

この2つをつないでいるのが脳梁(のうりょう)です。

この脳梁は神経繊維の太い束となっています。

この右脳と左脳は左右一対の全く同じ組織をもっており、脳梁でつながれてい
る以外は、全く独立して働いています。

また、脳は3つの層からなっており、上から一番目が『大脳新皮質』、二番目
が『古皮質』、三番目が『脳幹』です。

大脳新皮質は主に高次の思考を行うための脳です。

古皮質は本能的活動・情動・記憶を行うための脳です。

脳幹は生命を保つための活動をつかさどる脳です。


私達が主に使っているのは、この中の『大脳新皮質』のさらに左脳だけです。

学校教育によって、言語による思考を何万回と繰り返したことにより、右脳を
使うことが下手になっているということです。

ようするにあれです。利き手と逆の手が使いにくいのと同じような状態が脳に
も言えるわけです。


ただし、脳の場合は使いにくいなら使わなきゃいいじゃん、では済みません。

右脳は左脳と違って古皮質・脳幹へと繋がっています。

つまり、右脳を開かないと、本能的活動・情動・記憶などのスポーツに有益に
使えそうな能力を持っている脳を使えないという状態になるわけです。

これは大損害だと思いませんか?


さらに!

右脳は目から入ってきた絵情報を処理するときに働きます。

つまり、右脳が弱いと視覚情報を処理する働きも弱くなる・・・すなわち、動
体視力が悪い状態になるわけです。


また、右脳と左脳では根本的に処理速度が異なります。

結論から言うと、右脳は高速で情報を処理できますが、左脳は低速で情報を処
理します。

分かりやすく例えると、仮に計算をするとしたときに、右脳はスーパーコンピ
ューターで、左脳は人の手で計算するくらいの差があると言うことなのです。

それも、そのはず。

左脳では全ての情報を言語化して考えます。

あなたも文字だらけの説明をされたら分かりにくいでしょう?

あれと同じようなことが左脳の中では起こっているのです。


対して右脳では、全ての情報をイメージ化して考えます。

絵だけで説明をされたら、分かりやすいとは言いませんが、それでも文字だら
けで説明されるのよりは数百倍分かりやすいはずです。


このように、脳の能力をフルに使い、野球に役立てるためにも右脳を鍛える・
使えるようにするというのは非常に大切なことなのです。

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